四季折々の風景を楽しめる柏原市 柏原市にいらっしゃい

アクセス

柏原市へは電車が便利

市内には鉄道の駅が、JR 関西本線(大和路線)3 駅、近鉄大阪線5 駅、近鉄道明寺線2 駅の計10 駅あります。
大阪市内からのアクセスも良く、天王寺駅から柏原駅までは約20 分で到着します。
点在する史跡や名所を観光する場合は、駅で自転車を借りて移動するのもおすすめです。

柏原市のレンタサイクル

市内には7 カ所の市営自転車駐車場があり、それぞれの場所でレンタサイクルを利用できます。
■一日貸し:200 円、一泊貸し:300 円

柏原市の見どころ

高井田横穴

6 世紀半ばごろから7 世紀にかけて造られた高井田横穴群では162 基の横穴が確認されています(令和元年10 月現在)。そのうち27 基に線刻壁画が描かれており、特に「ゴンドラに乗る人物」の線刻壁画が有名です。これを含む代表的な横穴十数基を、春と秋の年2 回一般公開しています。 

亀の瀬トンネル

亀の瀬は地すべり地帯としても知られ、昭和6 ~ 7 年にはJR 関西本線「亀の瀬トンネル」が地すべりに巻き込まれる被害が出ました。
約80 年後の平成20 年、地すべり対策の工事中にトンネルの一部が偶然発見され、その後、市文化財に指定されました。当時の鉄道トンネルの建築工法を知る上で、貴重な資料です。事前の申し込みで、現場を見学できます。
問合せ 大和川河川事務所 ☎ 072-971-1381

石神社

鳥居の前には、高さ約26m・樹齢およそ800 年といわれているクスの巨木があり、府の天然記念物に指定されています。また、境内社務所の横には、飛鳥時代に建立された河内六寺の一つである「智識寺」の東塔の礎石があり、こちらは府の指定文化財です。

龍田古道

龍田山周辺部は大和と河内をつなぐ街道の要所であり、人・もの・文 化が往来した古道です。また、「続日本紀」や「万葉集」にも登場し、春 は桜、秋は紅葉などの自然風景の景勝地として多くの歌が詠まれていま す。歴史を彩った先人たちの軌跡をたどり、現在まで引き継がれてきた 雄大で見晴らしの良い大自然の風景を味わいながら散策できる古道です。

柏原ぶどう

全国屈指の産地

6月から9月を中心に、市内各所で直売所がオープンし、どなたでも手軽に新鮮なぶどうを購入できます。柏原産ぶどうの旬は、デラウエアから始まり、ピオーネ、マスカットベリーAなどの大粒ぶどうが加わってきます。
※各直売所の開設期間は、栽培品種によって異なります。お越しいただく際には、事前に果樹振興会ウェブサイト内のMAP で営業時間と場所をご確認ください。

ぶどう狩り

毎年8 月から10 月上旬にかけてぶどう狩りが楽しめます。大阪市内から約20 分でアクセスできるJR 柏原駅、近鉄安堂駅からは無料送迎もあります。
問合せ 柏原市観光ぶどうセンター
☎ 072-971-8308
【品種】デラウエア、マスカットベリーA、ピオーネ、甲州(いずれも食べ放題)※時期によって異なります。詳細はお問い合わせください。

河知ワイン

柏原のワインは、大正10 年頃、市場出荷に適さないぶどうを加工して販売したのが最初で、かつて市内には約70 軒のぶどう酒の醸造所があったと言われています。中でも、太平寺地区にある大正3 年創業の老舗「カタシモワイナリー」は、西日本最古のワイナリーでありながら、自家ぶどう園でぶどうを栽培・醸造し、瓶詰するまでを一貫して行い、現在も新しいワインを造り続けています。

浪華本染

「浪華本染め」とは?

浪華本染めは、模様手拭いを量産化する目的で、明治時代に大阪で開発された日本固有の染色法です。一般に注染と呼ばれており、繊細な図柄や鮮明な発色が特徴で、この染色法を応用した浴衣が評判を呼び全国に広まりました。差し分けやぼかしなどの技法を用いて表裏両面から染めるので、風合いのある染め上がりになります。現在は、手拭い、浴衣のほか、日傘やアロハシャツ、コースターなど各種日用品に用途は広がっています。

自転車のまち

サイクルイベント

市をはじめ、サイクルメーカーやサイクルショップでさまざまなサイクリングツアーが開催されています。自分の自転車で参加できるツアーや、人気のE-BIKE を貸し出すツアーもあり、どれも趣向を凝らした内容で、市内各所を巡るツアーだけでなく、市外へも足を延ばすような企画もあり、たくさんの見どころが用意されています。
問合せ 産業振興課 ☎ 072-972-1554

他にもサイクルロゲイニングや本格的な競技会など、柏原を訪れるサイクリストが増えるにつれ、さまざまなサイクルイベントが行われるようになっています。走る楽しみだけでなく、観て楽しいイベントも開催されます。